トランプ氏翻意に道開く-ダイモン氏TV出演とアックマン氏の投稿
記事を要約すると以下のとおり。
ベッセント米財務長官は9日午前、ウォール街の数十年にわたる成長に言及した上で、「今度はメインストリートの番だ」と宣言した。それは、米国が「経済的な核の冬を自ら招く」リスクを冒すのではなく、関税を90日間停止するという内容だった。ビル・アックマン氏Photographer:JeenahMoon/Bloomberg 大統領の方針転換についてアックマン氏はXに「@realDonaldTrumpによって見事に実行された。」 JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は9日午前にテレビ出演の様子は大統領も視聴していた。 トランプ氏の方針転換で業界のムードは一気に好転した。多くの業界幹部は従業員らに、トランプ氏勝利に熱狂し、規制緩和やディールの活性化、減税継続など業界の要望やニーズに応える政権を想像していた。ラトニック商務長官(3月7日)Photographer:ChrisKleponis/CNP/Bloomberg 確かにトランプ氏が関税に固執するにつれ、そうした期待は消え去った。 トランプ氏が「解放の日」と呼んだ2日の関税発表からほどなくして、ラトニック氏と会談したウォール街首脳らは憤りを禁じ得なかった。関税発表後の質問に対し同氏は「私は交渉には参加していない」と答えていた。ダイモン氏を金融の天才と称賛。 関税一時停止の発表から数分後、ベッセント氏、一躍ウォール街の「時の人」に-日本などと関税交渉主導 今回、トランプ氏に慎重なアプローチを求めたのはアックマン氏とダイモン氏だけではない。それでもウォール街の業界幹部らは、大統領の翻意に両氏が貢献したと内々で評価している。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース トランプ氏翻意に道開く-ダイモン氏TV出演とアックマン氏の投稿