トランプ氏再登板、ニッチな新興国ジャンク債に投資妙味-リスク選好
記事を要約すると以下のとおり。
米国でのトランプ次期政権発足に向け、新興国の投資不適格(ジャンク)級ドル建て債が
UBSアセット・マネジメントや
PGIMフィクスト・インカム、
ラザード・アセット・マネジメントの新たな注目を集めている。 1兆8000億ドル(約277兆円)を運用するUBSアセットの新興国市場・アジア太平洋債責任者シャマイラ・カーン氏は、今年に入り少なくともプラス23%のリターンを記録しているアルゼンチンとスリランカ、パキスタンの債券について、さらに相場が上昇する可能性があるとみている。この分野に弱さが見られるなら、それは素晴らしい好機だと述べた。そのため、リスク資産が不安定な時期にこうした債券のニッチ性に狙いを定める戦略を重視するファンドマネジャーもいる。 トランプ氏の政策公約はおおむね米国のインフレをあおるものと考えられており、投資家は引き続き次期政権下における世界の金利とドルの行方を推し量ろうとしている。「現時点では、新興国市場にある程度のボラティリティーが生じると想定している。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース トランプ氏再登板、ニッチな新興国ジャンク債に投資妙味-リスク選好