トランプ氏が背向けたウクライナ、望ましい道細る-残る選択肢わずか
記事を要約すると以下のとおり。
トランプ米大統領がウクライナのゼレンスキー大統領に非難の矛先を向け、ロシアの全面侵攻開始から丸3年がたとうとするウクライナには望ましい選択肢が残っていない。ところが、トランプ氏は先週、プーチン氏と電話で会談し、ゼレンスキー氏は難しい立場に追い込まれた。事実に誤りのあるトランプ氏の発言に反論するゼレンスキー氏が戦争の長期化を望んでいるとすら述べた。 ウクライナを支持する米議員の一部は、トランプ氏の動きを鈍らせるような具体的な行動の兆しは、あまり見えてこない。この事実はあらゆる帰結を伴うとポーランドのトゥスク首相はソーシャルメディアに投稿し、「そして、これを誰にも見て見ぬふりはさせないと続けた。」それをわれわれはしているとFOXニュースに語った。この会談はウクライナや欧州の同盟国を排除して行われた。 カーネギー国際平和財団の上級研究員、クリストファー・チブビス氏は「トランプ大統領がウクライナを見捨てる決断を下す可能性は確かにあり、政権内にはそれに満足する人もいるだろう」と指摘。 ウクライナ軍はロシアを除いて欧州最大で、戦闘能力も最も高いが、情報や兵器、金融支援で米国に取って代わるために必要な軍や産業を持っていない。米国なしでは、われわれにとって極めて難しくなるとウクライナのブダノフ国防省情報総局長は19日、ポーランドの防衛情報ウェブサイト、ディフェンス24に述べた。 だが、米国による支援の詳細が合意案に盛り込まれていなかったこともあり、ゼレンスキー氏は19日、署名もされていないこの取引をウクライナ政府が「破った」と主張した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース トランプ氏が背向けたウクライナ、望ましい道細る-残る選択肢わずか