トランプ氏、対中関税「大幅」引き下げ示唆-中国の出方うかがう
記事を要約すると以下のとおり。
トランプ米大統領は関税を巡る中国との協議について、「われわれは穏やかに接するつもりだ」とし、両国が合意に達すれば関税率は下がるだろうと述べた。当局者は、トランプ氏が対中関税引き下げを一方的な形で提案したことはないと説明。ワシントンで開かれた国際金融協会(IIF)のイベントで基調講演を行った後、記者団の質問に答えた。貿易の完全なリバランスには、2-3年かかるだろうとの見方も示した。関連記事:中国、協議に応じる用意-米国が敬意示し交渉責任者指名なら ナティクシスのアジア太平洋チーフエコノミスト、アリシア・ガルシア・エレーロ氏は「トランプ氏は市場の急落と依然として高水準にある米国債利回りでパニックに陥っている」と指摘。 中国は他国への働きかけを強めており、中国の対米姿勢は「自国の利益を守るだけでなく、国際秩序と多国間貿易システムを守ることも目的としている」と述べた。複数のメディアによると、李強首相は今週、石破茂首相に親書を送り、トランプ関税に対する協調的な対応を呼びかけていた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース トランプ氏、対中関税「大幅」引き下げ示唆-中国の出方うかがう