トランプトレード、あらゆる市場で噴出-株式からビットコインまで
記事を要約すると以下のとおり。
5日に投票が行われた米大統領選挙では、ドナルド・トランプ氏が多くの激戦州を制し、同氏のホワイトハウス復帰が目前となった。 まだすべての票が確定したわけではないが、これらの動きは投資家がトランプ政権の2期目が1期目と似たものになると予想していることを明確に示している。 コロンビア・スレッドニードル・インベストメントの金利ストラテジスト、エド・アルフセイニ氏は「ここ6週間トランプトレードをしてきた人にとっては素晴らしい成果だ」と述べた上で「問題は、こうした好調な展開が永遠に続くわけではないということ、そして今が利益を確定する良いタイミングなのかどうかだ」と語った。ウォール街の専門用語で言えば、これは米国の政治指導者たちに支出を抑制するよう圧力をかける債券自警団の動きだ。 投票を前にファンドマネージャーたちは、S&P500種、ナスダック100、ラッセル2000へのロングエクスポージャーは約4000億ドル(約61兆6000億円)に達し2年前の水準のほぼ2倍となっている。一方で、ショートエクスポージャーの合計は15年以来初めて1000億ドルほど保有していることが、米商品先物取引委員会(CFTC)の最新データから明らかになっている。 最も大きく値上がりしたものの一つはビットコインで、8%以上上昇し、選挙までの数週間の急上昇にさらに拍車をかけた。 「トランプトレードでの利益確定売りが出る一方で、底値買いも出てくるだろうとみている。」
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