テスラへの期待、業績よりマスク氏がベース-株価3カ月で2倍に上昇
記事を要約すると以下のとおり。
米
テスラの株価は昨年10月の決算発表以来、ほぼ2倍に上昇している。昨年11月の選挙でドナルド・トランプ氏が当選して以降、その期待はさらに加速した。オプション市場の取引状況からは、29日に発表されるテスラの2024年10ー12月期(第4四半期)決算発表を受け、投資家は上下いずれの方向にも7%の値動きを想定していることがわかる。テスラ株(右軸)、テスラ四半期決算の1株利益予想平均(左軸)出所:ブルームバーグ利点とリスク テスラ株は今や、投資家が同社というよりむしろマスク氏本人にに期待をかける手段となっている。1月、テスラが発表した10ー12月期の納入台数は市場予測を下回り、年間販売台数も約10年ぶりに減少した。マスク氏はテスラが米国で販売する約3分の2、つまり世界販売の20%が、EV税額控除の恩恵を受けているとみている。トランプ政権下で他の関連補助金や奨励金が今後どうなるか、まだ明らかになっていない。 エバコアISIのアナリスト、クリス・マクナリー氏によると、テスラの時価総額のうち現在5000億-6000億ドル(約77兆7300億-93兆2800億円)はEVとエネルギー事業に基づくもので、残りは自動運転車とヒューマノイドロボットへの取り組みに依存している。 インタラクティブ・ブローカーズのチーフストラテジスト、スティーブ・ソスニック氏は「どんな企業でも混乱に直面する可能性はある。」
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