ダラス連銀総裁、短期資産の購入を推奨 －資産購入が再開された場合

ダラス連銀のローガン総裁は、米連邦準備制度が債券購入を再開することがあれば、中期的には長期証券よりも短期証券を多く購入することが適切だとの考えを示した。
ダラス連銀のローガン総裁Photographer:ShelbyTauber/Bloomberg　　「長期的には連邦準備制度の保有資産をより迅速に中立的に保つことが適切だと考えているが、中期的には、発行額と購入額のバランスを中立的な配分に戻すために、より短期の証券の購入を重視することが理にかなっていると、ローガン氏は25日にロンドンで行う講演の準備原稿で説明している。」
現在は、毎月最大250億ドルの米国債を保有債券から外すことを認めていたが、昨年6月にペースを減速させた。
1月28－29日の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の議事要旨によると、複数の当局者が、連邦債務の上限に関する議論が議会で解決するまでＱＴを減速または停止することが適切かもしれないとの見方を示した。