ソフトバンクG、AI投資で借り入れ中心の資金調達を検討-関係者
記事を要約すると以下のとおり。
この戦略は、アラスカ横断パイプラインのような資本集約的な大規模インフラプロジェクトに利用され、通常はアンカー投資家の初期投資が少なめで済むことや、プロジェクトの予想キャッシュフローに基づく長期ファイナンスを利用できるといった大きな利点がある。スターゲートは、複数のデータセンターと発電プロジェクトにまたがる見込み。計算能力の導入としては史上最大規模となり得る。しかしスターゲートの大部分について、ソフトバンクGは必要な資金をどこから調達するかまだ固めておらず、追加の投資家を募るため協議を行っている。オープンAIを巡っては、同社を統括管理する非営利組織にイーロン・マスク氏率いる投資家グループが買収案を提示した報じられている。 ブルームバーグは以前、ソフトバンクGがオープンAIに最大250億ドル投資することで協議していると報じたが、関係者1人によれば、そうした協議はまだかなり初期の段階にある。株式資本のプールに加え、資金調達の大部分はプロジェクトごとに外部投資家から資金を調達する構想だという。 スターゲートの資金調達を担当するソフトバンクGは、優先株式やメザニン債20%、シニア債70%とする案が考えられると、別の関係者は述べた。 まだ決定は下されておらず、協議は流動的だ。オープンAIとソフトバンクGがどのようにスターゲート・プロジェクトの資金を調達かは投資家や債権者にとって最大の関心事だ。 同社は12日に10-12月(第3四半期)決算を発表する。
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