ソニーＧが半導体子会社のスピンオフ上場検討､金融事業に続き-関係者

ソニーグループが半導体子会社、ソニーセミコンダクタソリューションズの株式上場を前提としたスピンオフ（分離・独立）を検討していることが分かった。
親会社が子会社の一部株式を保有し続けられる「パーシャルスピンオフ」と呼ばれる手法の活用を考えていると、関係者の1人は述べた。
　ただ、トランプ米大統領が多くの貿易相手国を対象とした関税政策や対中輸出規制強化策を発表する中、予定通りにならないこともあり得ると関係者の1人は述べた。
ソニーグループの広報担当はコメントを控えた。
今年10月にソニーＦＧの株式80％超を現物配当で株主に分配して同社を部分的に売却し、同社の持ち株比率を20％未満に引き下げる計画を示していた。