セブン&アイ株大幅安、MBO計画頓挫-クシュタール提案などを検討
記事を要約すると以下のとおり。
セブン&アイ・ホールディングスは27日、経営陣が参加する買収(MBO)について、提案していた伊藤家から買収に必要な資金調達のめどが立たないと連絡があったと発表した。 セブン株は27日急落し、一時前日比12%安の2100円を付けた。同証券の清水範一アナリストは巨額の資金が必要になるという「心配が払しょくされて、今は上がっているのではないか」と述べた。24年10月以来の低水準となった。 セブンも正念場を迎える。 とはいえ直近のセブン株は2400円付近を推移しており、クシュタールが昨年提示した1株18.19ドル(約2700円)に及ばない。 T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジストは、長期的な目線の投資家にとっては、クシュタールの買収提案に伊藤忠の社債スプレッドが縮小、セブンが持続的に自律的に企業価値を高める方が望ましいのではないかと指摘した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース セブン&アイ株大幅安、MBO計画頓挫-クシュタール提案などを検討