セブン北米事業IPO検討、創業家のMBO計画の一環で-関係者
記事を要約すると以下のとおり。
セブン&アイ・ホールディングスの創業家による同社への買収提案の一環で、創業家陣営が買収後に北米でコンビニエンスストア事業を手掛けるセブンーイレブン・インク(SEI)の新規株式公開(IPO)を検討していることが4日、分かった。関係者によると、創業家や伊藤忠商事が出資し、3メガバンクなどから最大6兆円規模を借り入れてまかなおうとしているが、負担が大きくなりすぎるため、北米事業のIPOで得た売却益を返済に充てる。史上最大のバイアウトになる可能性もあるセブン&アイのMBO案は、大規模な借り入れ負担への対処が課題だった。セブン&アイ株は上げに転じ、一時2.7%高の2683円を付けた。セブン&アイは北米事業を成長の柱として位置づけてきた。創業家と伊藤忠が主な出資者となる計画だが、資本は十分に集まっておらず、創業家側は複数の投資ファンドに資本性資金の要請を行っている。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース セブン北米事業IPO検討、創業家のMBO計画の一環で-関係者