スイス中銀が利下げ、フラン高抑制でさらなる措置を警告

スイス国立銀行（中央銀行）は26日、3会合連続の0.25ポイント利下げを実施した。
　中銀は声明で「本日金融緩和策を実施したのは、インフレ圧力の低下を考慮したものだ」とし、「中期的な物価安定を確保するためには、今後数四半期のうちに政策金利は世界でも最低水準であるため、中銀が為替市場と長期にわたって対峙（たいじ）しながら金利を引き下げが必要になる可能性があるとの認識を示した。
　0.25ポイント利下げだった。
　　　フランは約10年ぶりの高値となっており、中銀が介入する可能性は高まっている。