ジュピター、国債強気堅持－米景気後退リスクを市場は過小評価と指摘

米国経済に対する市場の楽観が再び高まり、世界的に利回りが上昇しているが、ジュピター・アセット・マネジメントは、主力ファンドおいて国債へのエクスポージャーに対する「強い確信」を貫いている。
同社の主力ファンドは中期的な世界の成長鈍化を見据えたポートフォリオ構築を継続し、米国債や英国債、オーストラリア・ドル建て債に投資しているという。
ゴールドマン・サックス・グループのエコノミストは、米国以外では欧州や多くの新興国で成長が鈍化している点を指摘。
「1回の雇用統計では多くのことを把握できない」とし、「雇用の伸びに対する民間部門の貢献度は、われわれが健全な経済と結び付けるほど高くはない。