シンガポールのヘッジファンド、インドで稼ぐスズキで米関税荒波回避
記事を要約すると以下のとおり。
シンガポールを拠点とするヘッジファンドのキングズコートキャピタルは、株式ロングショート戦略で自動車メーカーの
スズキをはじめとした日本株に積極的に投資して高いリターンにつなげている。 組み入れ1位のスズキはエンジンやハイブリッドにこだわり続けている点に劉氏は着目。「インド市場ではガソリン車、ハイブリッド車が主流」という未来を予測し、EVにシフトした欧州メーカーに対するスズキの優位性はさらに高まると読む。インド経済に減速の兆しがあっても、スズキはインドからアフリカへの完成車の輸出などで成長を継続、利益マージンも改善して将来性への確信度をより深めたと劉氏は語る。 組み入れ2位のソニーGについては、人工知能(AI)の普及で需要と供給の両面から恩恵を受けると劉氏は指摘する。開発業者間の競争は激化するものの、ソニーのようにゲームのプラットフォームを持つ企業にはポジティブに働くと言う。ファンドの1月のリターンは5.2%で、ベンチマークの1.4%を上回った。社名は、劉氏が卒業したペンシルベニア大学ウォートン校の学生寮から取った。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース シンガポールのヘッジファンド、インドで稼ぐスズキで米関税荒波回避