シティがドル強気予測堅持、トランプ氏勝利シナリオ意識する動き予想
記事を要約すると以下のとおり。
ブルームバーグ・ドル・スポット指数の月間下落率が昨年12月以来最大となる勢いの中でも、シティグループの通貨ストラテジストらは、米大統領選挙が近づく中でドルが上昇するとの予想を維持している。「米国の選挙はようやく本格的に織り込み可能な時期に入った」とした上で、「G10通貨中で最もクリーンな選挙トレードは、ユーロ・ドルのショートだとしている。 「市場はフォワードルッキングの傾向があるため、われわれは選挙のかなり前から、米国債利回りの上昇とドル高局面を見込んでおり、11月にかけて高値を付ける展開もあり得るとみているとトボン氏らは述べた。」 足元では米金融当局のハト派姿勢への転換は「このところドルの重しになっており、われわれの選挙シナリオに基づくドル強気の見方に直接的な逆風となっている」と指摘。その上で、米金融政策に関するリプライシングが積極的な状態を維持する場合、「米経済の動向は、選挙よりも重要な意味を持ち得ると付け加えた。」
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