キャリートレーダー、レアルに注目-ブラジル中銀利上げ開始で
記事を要約すると以下のとおり。
ファンドマネジャーは中南米資産を互いに競わせ、勝ち馬を探っている。 ブラジル中銀は18日、政策金利(SELIC)を10.75%に引き上げることを全会一致で決めたと発表。ブラジル中銀、約2年ぶり利上げ-政策金利10.75%に25bp上げ 金利格差により、ブラジル・レアルは底堅さを増す可能性が高いと投資家はみており、他国の通貨は間近に迫った利下げの圧力に直面。 サンパウロのヘッジファンド、ビンランド・キャピタルのポートフォリオマネジャー、ホセ・オズワルド・モンフォルテ氏は「ここ4年間、協調的な金融政策に慣れてきたが、新型コロナウイルス禍以前はそうではなかった」と指摘。 ビンランドはメキシコにも投資対象を拡大。 メキシコとブラジル、コロンビアの通貨は、今年に入って対ドルでそれぞれ7%余り下落。先週の利上げ後、追加引き締めが予想され、トレーダーらは金利先物で利益を得るポジションを積み上げている。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース キャリートレーダー、レアルに注目-ブラジル中銀利上げ開始で