カナダ首相辞任で後継争い始まる-前財務相や前英中銀総裁ら有力
記事を要約すると以下のとおり。
カナダのトルドー首相は6日、首相と与党自由党の党首を辞任すると
発表した。クリスティア・フリーランド氏 フリーランド氏(56)ほどトルドー氏と親密な関係を築いた閣僚はいない。 ただ、昨年12月16日に辞任を発表。その後、ローズ奨学金を獲得しオックスフォード大学に進学。その後、トルドー氏らとの親密な関係は政治的にマイナスになる可能性がある。フリーランド氏と同じくハーバード大学とオックスフォード大学に進学。 昨年12月中旬、トルドー氏はカーニー氏の経済に関する経歴が際立つだろう。同氏は10年余りにわたりゴールドマン・サックス・グループに勤務。その数カ月後にはリーマン・ブラザーズが破綻し、世界的な金融システムが危機に陥る中で、対応のかじ取りを担った。 カーニー氏は自由党の党首選への出馬を検討していると発表した。1970年代、ルブラン氏は今でもその役目を果たしていると冗談を飛ばしたことがある。昨年11月、トランプ氏がフロリダ州に持つ邸宅「マールアラーゴ」で開かれた同氏との夕食会でもトルドー氏と共に出席した。自由党が11年の選挙で大敗する中でも自身の議席を確保し、広報業務にも携わった後、13年にモントリオール市長に立候補した。得票数2位と新人としては素晴らしい結果を残し、トルドー政権3期目の21年10月に外相に就任した。 外相就任中の3年間は波乱に満ちた外交関係を経験。こうした中、北極圏の領有権を巡るカナダとデンマークの49年間にわたる「ウイスキー戦争」に終止符を打つという功績を挙げた。 自由党が政権を奪還した15年に当選し、17年には国際貿易相に就任。 現在はイノベーション・科学・産業相として、鉱山を巡る取引や電気通信、人工知能(AI)に関する助言を提供したほか、証券法の近代化について研究した。アニータ・アナンド氏Photographer:DavidKawai/Bloomberg 政界入りは19年。 21年10月に国防相に就任。昨年には貿易の円滑化を図るため、米国とカナダの規制問題に関する委員会を復活させた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース カナダ首相辞任で後継争い始まる-前財務相や前英中銀総裁ら有力