ウラン価格、今年だけで11%急落-生産国カナダと米の緊張高まりで
記事を要約すると以下のとおり。
一時は活況を呈したウラン関連の金融商品が、2025年の始まりとともに暴落モードに転じている。主に採掘株を追跡している29億ドル(約4360億円)規模のグローバルXウラニウムETF(上場投資信託)は、5年間の上昇相場を経て、11%下落した。原子炉の再稼働に動く国が増える中、人工知能(AI)やデータセンターへの投資成長に伴い、電力需要が急増すると見込まれた。ウクライナの停戦を巡り、何が起こるのかが明確になるまで、投資家はここ数日の株式の安定が続くとは考えない。 米国の関税が予想より的を絞ったものになる可能性が示唆された24日は、株式市場全体が上昇する中、ウラン株も上昇し、少なくとも一時的には、経済見通しに対するムードが明るくなった。1月には、中国のAIスタートアップDeepSeek(ディープシーク)のモデルが登場したことで、エネルギー株が売り込まれた。 スプロットのチャンパリア氏は、こうした要因をすべて合わせた結果、「誰もが様子見モードだと指摘した。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ウラン価格、今年だけで11%急落-生産国カナダと米の緊張高まりで