ウォール街はＦＲＢに同調、25年の米国債利回り低下を予測

ウォール街はトランプ次期米大統領の通商政策や税制が債券市場に迫り来る脅威であるものの、米連邦準備制度理事会（ ＦＲＢ）からヒントを得て2025年の米短期国債利回りが低下すると予測している。
USBondWatchersSeeShort-TermYieldsFallingin2025Source:AnnualanalystoutlooksthroughDec.20.Note:Closeof2-yearyieldasofDec.20.　　ただ、ＦＲＢは今月の連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）会合で、来年は追加利下げ回数が少なくなる見通しを示唆しており、金利動向を複雑にする可能性がある。
19日にイールドカーブは22年6月以来最もきつい傾斜となった。
　ストラテジスト12人の予想中央値では、2年債利回りは今後1年で50ベーシスポイント（ｂｐ、1ｂｐ＝0.01％）程度低下し、3.75％を付ける見通し。
これは、現水準よりも25ｂｐ低い水準。