ウォール街がオフィス復活けん引－マンハッタンの最高級ストリートで

金融サービス企業がニューヨーク市屈指の高級地区であるパークアベニューでオフィスを探している。
ニューヨーク最大の不動産所有者であるＳＬグリーンは、パークアベニュー地区で現在起こっている熱狂の主な推進力だと、パイパー・サンドラーのアナリスト、アレクサンダー・ゴールドファーブ氏は23日のインタビューで述べた。
「どちらも、通勤に便利な伝統的なビジネス街を求める伝統的な産業、すなわち金融から恩恵を受けている」と解説した。
パークアベニュー270番地のＪＰモルガン・チェースの新本社ビルや、ＳＬグリーンの超高層ビル「ワン・バンダービルト」が、ミッドタウンのこの地域を主要なオフィス市場として再確立するのに役立ったと、ゴールドファーブ氏は述べた。
　全体を見ると、借り手企業は依然として高品質のビルはテナントを誘致するために募集賃料は過去1年間ほぼ横ばいだが、新築物件と通常のハイエンド物件を比較すると、賃料や空室状況に違いがあることが分かる。
　「人々は大家が投資した建物に入居したいとゴールドファーブ氏は指摘。」
原題：WallStreetDrivesOfficeRevivalonManhattan’sRitziestStreet（抜粋） 。