【米国市況】Ｓ＆Ｐ500種が最高値、レバノン停戦を好感－153円近辺

26日の米株式市場で、Ｓ＆Ｐ500種株価指数は7営業日続伸。
株式終値前営業日比変化率Ｓ＆Ｐ500種の7日続伸は、9月半ば以来の長期連続高。
ソフトウエアは関税リスクが及びにくい業種とみられている。
関税方針の株式相場への影響は限定的だったSource:Bloomberg　　トランプ氏は「関税はより戦略的なものであり、実際には表明した方針ほど厳しい内容にはならないと考えられる」と述べた。
投資家はその動きを歓迎した、というのが私の感覚だと述べた。
　Ｓ＆Ｐ500種は今年に入り25％余り上昇し、このままいけば年間リターンは2年連続で20％を超える。
　チャダー氏率いるチームは25日付のリポートで、「2025年にかけて堅調なモメンタムが安定して続き、1株当たり利益は2桁台前半の伸び率になるとみていると記した。」
　Ｓ＆Ｐ500種について同氏は、25年末の目標を6666としている。
米国債は10年債が下落。
トランプ氏による関税賦課の方針表明が手掛かりとなった。
　円は上昇し、一時1ドル＝152円99銭を付けた。
LoonieSentimentWorsensasTrumpCallsforSteepTariffsSource:Bloomberg原油　　原油先物は続落。
　午前の原油相場では、石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）と非加盟産油国で構成される「ＯＰＥＣプラス」の主要メンバーが供給拡大の再延期について協議を開始したとのブルームバーグの報道が買い材料視されていた。
金　　金相場は小幅高。
この日はトランプ氏が明らかにした中国などへの関税措置強化の方針や、レバノン停戦合意などが意識された。