【米国市況】Ｓ＆Ｐ500小反発、ハイテク銘柄に買い－ドル149円台前半

21日の米株式市場でＳ＆Ｐ500種株価指数はほぼ横ばい。
一方で前日に発表した業績見通しが失望を誘ったフェデックスとナイキはさえない。
「回復は段階的に進むとみられ、今年前半に最高値を再び更新することは恐らくあり得ないだろう」とブルームバーグＴＶとのインタビューで語った。
同行のグローバルクオンツ・デリバティブ担当ストラテジスト、エマ・ウー氏は過去12カ月の平均を大きく上回る買いのペースだとしている。
「これは、米経済が急速にリセッションに向かっているわけではないという当社の見解と整合している」とした。
国債　　米国債相場はまちまち。
その上で、米金融当局は状況の変化に対応可能為替　　外国為替市場ではドルが上昇。
週間ベースでも3週間ぶりに上昇した。
「目まぐるしく変化する環境下では、先を見据えた計画を立てるのが難しく、それが外為相場でのフローの不安定さに現れている」と続けた。
  　　外国為替市場では、ドナルド・トランプ氏が昨年の大統領選に勝利して以来初めて、投機筋がドルショートに転じる、トランプ氏勝利以来－不透明感が重し原油　　ニューヨーク原油先物相場は小幅続伸。
需給を巡って相反するシグナルを見極めようとする動きが続いた。
関連記事：トランプ政権、中国の製油所を初めて制裁対象に－イラン産原油購入で　　一方で、景気減速とこれに伴う原油需要への影響も懸念されており、相場の上値を抑えた。
週間では2週連続のプラス。
貿易戦争を巡る懸念を背景とする金への逃避買いの流れが細った。
　ただ、金スポット相場は週間では1％余り上昇。
トランプ氏の関税政策の影響を巡って懸念が高まっており、市場は再び不安定な状況に陥っている。