【米国市況】銀行株に買い、Ｓ＆Ｐ500は再び最高値－ドル149円台

11日の米株式相場は上昇。
ＫＢＷ銀行株指数は3％上昇し、2022年4月以来の高値を付けた。
「クレジットカードの支払い延滞は依然として極めて低水準であり、経済活動の活発化が銀行の収益を押し上げるはずだ」と述べた。
同社は前日に待望の無人タクシー「サイバーキャブ」のプロトタイプを発表したが、詳細にはほとんど踏み込まず、投資家の間では同社が野心的な目標をどう達成するのか懐疑的な見方が広がった。
「7－9月（第3四半期）の企業業績は最近の健全な傾向と合致するものになるだろう」と語った。
経済が「ソフトランディング」に至った利下げサイクルにおいては、金融株がトップクラスの好パフォーマンスになっていると指摘した。
国債直近値前営業日比(bp)変化率米30年債利回り4.09%3.40.15%  米東部時間16時46分　　この日発表の経済指標では、9月の生産者物価指数（速報値）は予想外に低下。
　国債市場では、金融当局が年内にあと2回利下げをするかについて確信度合いがますます低下している。
関連記事：米利下げへの確信度合い、一段と低下－据え置き論浮上で米国債揺れる為替　　外国為替市場ではドル指数が小幅ながら続落。
為替直近値前営業日比変化率ブルームバーグ・ドル指数1242.80-1.0935$0.00010.38%ユーロ／ドル$1.04-0.01%  米東部時間16時46分　　ダラス連銀のローガン総裁はこの日、金利は緩やかなペースでより正常な水準に動いていくべきだとの考えをあらためて示した。
　来週の円相場は反落。
イスラエルのイランへの報復措置が話し合われたが、決定事項はなく終わった。
しかし、その可能性は残っているため、投資家は神経をとがらせている。
「トレーダーのほとんどは、報復を見越して積極的に取引するよりも、様子見に回っている」と述べた。
世界最大の原油輸入国である中国での石油消費低迷と経済成長鈍化は、今年の市場心理の重荷となっている。
金　　金スポット相場は続伸。
　今週発表された米経済指標はまちまちで、年内の追加緩和観測が弱まっている。
　金は年初来で25％余り上昇。
中東での紛争が激化し、イスラエルがイランへの報復を計画していることも逃避需要につながっている。