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【米国市況】円下落、対ドル150円台-強い経済統計で米利下げ観測後退

記事を要約すると以下のとおり。

17日の外国為替市場ではドルが上昇し、対円で150円台に乗せた。
関連記事:円が対ドル150円台に下落、2カ月半ぶりの高値を付けた。
 野村インターナショナルの通貨ストラテジスト、宮入祐輔氏はトランプ氏が米大統領に返り咲く見通しも円には重要なリスクだと述べた。
 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は、4日続伸。
前週はハリケーン「ヘリーン」の被害を受けた南東部で急増していた。
 ユーロは1.0811ドルまで下落。
引け後に決算を発表したネットフリックスは時間外で乱高下した。
四半期利益が前年同期の3倍に増えた。
シティグループの経済サプライズ指数米国版出所:シティグループ  eToro(イートロ)のブレット・ケンウェル氏は、この先も強い経済データが続けば将来の利下げ見通しは後退しかねないと指摘する。
企業決算と景気が株価を強力に押し上げたとケンウェル氏。
クレジット部門に投資家の資金が流入し、同事業は資産規模で同社最大部門となった。
ニューヨーク証券取引所前Photographer:MichaelNagle/Bloomberg  フォレックス・ドット・コムのマシュー・ウェラー氏は「11月の利下げ見合わせへ狭い道が通じている。」
 カーバチャー・セキュリティーズの債券部門責任者、トム・ディガロマ氏は「市場は経済指標の軟化傾向が続くとみていたが、一貫したテーマになっていない」と指摘。
「金融政策にとっての意味合いは、再認識された景気の強さがインフレ上振れにつながると連邦準備制度理事会(FRB)が懸念するかどうかに集中する。」
市場では、米原油在庫減少や中東での生産リスクが意識された。
ブルームバーグ・ユーザーの予想は130万バレル増加だった。
イスラエルは、イランが支援するイスラム組織ハマスの指導者ヤヒヤ・シンワル氏がイスラエル国防軍(IDF)により殺害されたと明らかにした。
ブレント先物とWTI先物11月限は、前日比28セント(0.4%)高の1バレル=70.67ドルで終了。
ロンドンICEの北海ブレント12月限は23セント(0.3%)上昇し、最高値を更新。
 経済データの発表後、金は一時上げを縮める場面もあったが、その後は再び上昇を拡大。
 RJOフューチャーズのシニアマーケットストラテジスト、ボブ・ハーバーコーン氏は「データは良好だった」とし、「FOMCは利下げを望んでおり、恐らく年内に少なくとも0.25ポイントの利下げがあるだろう。
 金スポット価格はニューヨーク時間午後2時14分現在、前日比17.57ドル(0.7%)高の1オンス=2691.40ドル。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】円下落、対ドル150円台-強い経済統計で米利下げ観測後退

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