【米国市況】円上昇、対ドルで156円台後半-ハイテク軟調で株続落
記事を要約すると以下のとおり。
30日の外国為替市場では円が対ドルで上昇し、一時0.76%高の1ドル=156円67銭を付けた。従ってこうした水準への接近には警戒感が伴うとし、「そのせめぎ合いは2025年1-3月期に見られると予想した。」マネックスの外国為替トレーダー、ヘレン・ギブン氏は「年末のリバランシング」がドルを支えていると述べた。テクノロジー銘柄が軟調だった。ナスダック100指数も3日続落。裾野の広がりに欠けるとの懸念も聞かれるが、相場上昇が止まるといった予想はほとんどない。「米国が投資先であることに変わりはない。」2025年の国際貿易を巡る不透明感が一因だと指摘。ボーイング株は30日の早い時点で一時5.9%安まで売られる場面があったが、その後は下げ幅を縮小した。米国は伝統的に、大統領経験者の死去後に金融市場での取引を一時的に停止する。年内最後の取引日となる31日に月末の買いが入るとの期待から、堅調な展開となった。11月の中古住宅販売成約指数、4カ月連続上昇-23年2月以来の高水準(1)原油 ニューヨーク原油相場は続伸し、終値では2週間ぶりの高値となる71ドル弱。 ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は、主要なテクニカル指標である100日間移動平均を超えたところで、さらなる買いを集めた。天然ガス先物出所:CME 市場はレンジ取引の域を出ておらず、来年の供給超過に対する懸念と、中東で続く地政学的な紛争リスクの間で動きづらくなっている。またトランプ次期政権の政策が原油の需給にどう影響するのか見極めようと、1月の大統領就任式が待たれている。同限月は31日が最終取引。10月に付けた日中ベースの最高値は2790ドルを超えていた。GoldStandsOutas2024'sTopPerformerinMetalsSectorNote:PricesusedarespotgoldbyBloomberg;LMEXIndexbyLondonMetalExchange;spotlithiumcarbonatebyAsianMetalInc 通常は逆風となるドル高や米国債の実質利回り上昇にもかかわらず、金が今年大幅に上昇し記録更新を続けたのは、市場力学の変化の可能性を示唆しているかもしれない。「金のゲームは変わったようだ」と述べた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】円上昇、対ドルで156円台後半-ハイテク軟調で株続落