【焦点】３月の米インフレデータ、関税による早期の影響の手掛かりに

10日に発表される3月の米消費者物価指数（ＣＰＩ）はインフレ鈍化を示す見込みだが、これは一時的なものだとみられている。
予想通りならば2021年以来の低い年間インフレ率となる。
　3月に物価が上昇した可能性もある。
1、2月のコアＣＰＩはディスインフレ傾向が失速する兆しを見せていた。
　トランプ氏の狙いは、国際貿易における公平性を追求し、雇用を促進することだが、米国の消費者はインフレ加速への懸念を募らせている。
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ＣＰＩにはまだ反映されないだろうが、商品関連のＰＰＩは上昇するとみられると分析した。
　米国以外では中国のインフレ率、英国の国内総生産（ＧＤＰ）、ニュージーランドの金利決定などが注目される。