【日本市況】株式は反発、4カ月ぶり円安や金融決算好感-債券は下落
記事を要約すると以下のとおり。
15日の日本市場では株式相場が反発した。円は対ドルで一時約4カ月ぶりの安値を更新した。 一方、円安傾向が続いていることを受け、加藤勝信財務相は「足元では一方的、また急激な動きが見られる」とし、「行き過ぎた動きには適切な対応を取ると市場をけん制した。円安が業績に好影響を与えるとみられた自動車や機械など輸出関連株を中心に、みずほFGなど銀行株、かんぽ生など保険株が高い。 TOPIXを構成する2128銘柄中、上昇は1019、下落は978。三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフ・マーケット・ストラテジストも、156円台まで円安が進んだことや時価総額の大きいメガバンクの決算が好感されたとの見方を示した。新発2年国債利回りは一時0.71%と08年以来の高水準を付けた。 この日行われた5年債入札については「利回りが0.7%台に上昇したので、需要が喚起されて良い結果となった」と稲留氏はみていた。関連記事:日本債券:5年利付国債の過去の入札結果(表)新発国債利回り(午後3時時点) 2年債5年債10年債20年債30年債40年債 0.5bp+1.5bp-0.705%1.885%2.295%2.295%2.0bp-0.5bp 外国為替市場の円相場は対ドルで156円台後半まで円売りが先行し、約4カ月ぶりの安値を付けた後は下げ渋った。 関連記事パウエルFRB議長、利下げ急ぐ必要ない-経済は目覚ましく良好日本経済は2期連続プラス成長、個人消費が増加-日銀利上げに追い風中国経済に前向きな兆し-小売売上高、10月の伸びが予想上回る為替「足元で一方的、急激な動き」、行き過ぎには適切対応-加藤財務相この記事は一部にブルームバーグ・オートメーションを利用しています。
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