【日本市況】株大幅安、トランプ関税でリスク回避-安全資産の債券高
記事を要約すると以下のとおり。
3日の日本市場では株式が大幅安。 カナダとメキシコからの輸入品に10%の追加関税を含む対応計画開始を表明した。関連記事:トランプ関税によるインフレ加速懸念から米国の長期金利が上昇した流れを引き継ぎ朝方に下げたが、株式の大幅安を受けたことを挙げ、「日本株はグローバルな景気循環株であり、その影響を免れることはできないと述べた。」為替市場では世界経済や米インフレへの警戒からドルが全面高となっている。今回の関税で日本は直接の対象となっていないが、北米や中国を主要な市場とする多くの日本企業への影響が懸念され、ほぼ全面安となっている。 東証業種別指数の下げも大きい。 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介シニア債券ストラテジストは米関税政策の影響について、インフレ懸念による米長期金利の上昇と世界経済の悪化懸念が綱引きしているとした上で、大幅な株安を受けて後者による債券買いが勝っていると指摘。トランプ米政権の追加関税を受け、世界経済への影響や米国のインフレ加速への警戒感からドルが全面高となっている。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【日本市況】株大幅安、トランプ関税でリスク回避-安全資産の債券高