11日の日本市場は株式が大幅反落し、主要株価指数の下落率は一時5%を超えた。
米国との交渉を進めるため90日間の猶予を与えられた中国以外の貿易相手国も、合意に至らなければ7月9日に大幅な上乗せ関税が適用される見通しだ。
非鉄金属や銀行などの景気敏感色の強い日本株を再評価する機運はまだ乏しいと指摘する。
米中貿易摩擦の激化が警戒される中、ユーロなど主要通貨に対してドルが全般的に売られている。
ユーロは対ドルで一時、ニューヨーク終値比1.1383ドルまで上昇し、2022年2月以来の高値を付けた。
りそなアセットマネジメントの藤原貴志チーフファンドマネジャーは、株価の大幅下落でリスク回避姿勢が強まっており、債券先物が買われていると語る。
【日本市況】日経平均が5%超安、米中対立激化を懸念-円は143円台
記事を要約すると以下のとおり。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【日本市況】日経平均が5%超安、米中対立激化を懸念-円は143円台