【日本市況】円反発、財務相けん制発言で-TOPIX方向感欠く
記事を要約すると以下のとおり。
24日の日本市場では円が反発した。 加藤財務相は午前の閣議後会見で、円相場について「足元では一方的、また急激な動きが見られる」とした上で、「為替市場の動向を憂慮しており、行き過ぎた動きには適切に対応を取りたいとの見解を示した。ホンダを中心に自動車株が買われた一方、サービスや情報・通信といった内需関連が安かった。加藤財務相のけん制発言を受けて円売りに警戒感が広がった。関連記事:不確実性の高まり踏まえ、政策運営より慎重にと1委員-日銀10月会合 オーストラリア・ニュージーランド銀行外国為替・コモディティ営業部の町田広之ディレクターは、クリスマスを前に市場参加者が少なくなっていることから「基調としての円売り安心感はあるが、値幅を伴った動きにはなりにくい」と話していた。 ホンダの株価は一時17%高と急騰。関連記事:ホンダ株が急騰、巨額の自社株買いを好感-財務懸念和らぐ 水戸証券投資顧問部の酒井一チーフファンドマネジャーは、投資家はこれまで堅調だった情報通信株からシフトしており、海外投資家が休みに入り相場の方向性が出にくくなる中で、東証プライム市場の売買代金は概算で3兆943億円と今年最低だった。米長期金利の上昇を受けて売りが優勢となった。 一方、この日行われた残存期間15.5bp‐3.0bp この記事は一部にブルームバーグ・オートメーションを利用しています。
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