【日本市況】円が上昇、日銀は利上げ決定－債券下落し株下げ転換場面

24日の日本市場では円が対ドルで155円台前半に上昇。
金利スワップ市場では予想通りと受け止められている。
日銀はこの日の会合で市場の予想通り政策金利を0.5％に引き上げることを決定。
今回の利上げ後も中立金利までまだ距離があると判断している印象で、「次の0.75％で中立とは考えておらず、1％台に向けた期待を高めるコミュニケーションになっているとの見方を示した。」
新発5年債利回りは08年以来の高水準を付けた。
リスクバランスを見てもそれなりに物価目標達成の確度に変化が見えるとし、次の利上げのタイミングに向けて、植田総裁のタカ派的な発言を警戒しているようだとした。
　Ｔ＆Ｄアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジストは日銀会合について、利上げは事前に織り込んでおり、いったん利益確定売りが出たと述べた。
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