【日本市況】債券先物が小幅高、日銀総裁利上げ示唆せず-株式反落
記事を要約すると以下のとおり。
18日の日本市場では債券先物が小幅上昇。 日銀の植田和男総裁が午前に名古屋市内で講演し、利上げのタイミングは「先行きの経済・物価・金融情勢次第」との見解を示した。10月の経済・物価情勢の展望(展望リポート)に沿った動きが続けば金融緩和度合いの調整は可能だとしつつ、現時点では「12月にやると決め打ちはしていない状況に見える」と述べた。 りそなアセットマネジメントの藤原貴志債券運用部長兼チーフファンドマネジャーは、講演が利上げを強く示唆する内容ではなかったため、為替は円安、債券は先物高で初期反応したと説明する。ただ、市場は12月の利上げを織り込み始めており、引き続き「12月利上げの可能性が高い」との見方を示した。午後は株価の大幅下落や総裁会見を受け、下げ幅を縮小した。 株式 東京株式相場は下落。 中外製薬が10%値下がりし、TOPIX下落に最も寄与した。上期決算での上方修正を期待していたが、実際には逆行するような形になっていると述べた。 この記事は一部にブルームバーグ・オートメーションを利用しています。
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