「爆買い」インバウンド、25年は恩恵企業拡大に期待-万博やビザ緩和
記事を要約すると以下のとおり。
消費額の大きい訪日客(インバウンド)の完全復活が、より広範な企業の業績と株価の押し上げにつながるとの期待が株式市場で高まっている。政府の統計によると、訪日客による昨年の消費額は過去最高の約8兆1000億円。英調査会社ペラム・スミザーズ・アソシエイツの寺田寛之シニアアナリストは、需要の高まりに乗じて価格を引き上げる場合、ビジネスホテル「ドーミーイン」の共立メンテナンスや、藤田観光、ティーケーピーといったホテル運営会社が大きな利益を支え、さらに新規ホテルの開業も計画していると寺田氏は述べた。 「小樽洋菓子舗ルタオなどお土産に人気の菓子店を展開する寿スピリッツも株高期待の高い銘柄の一つだ。」株価は24年に66%上昇し、東証株価指数(TOPIX)の18%高を大きく上回った。24年の訪日客数は過去最高を更新Source:日本政府観光局Note:25年はJTBの予測 観光業に依存する銘柄にとって、日本銀行が追加利上げに踏み切り為替市場で円高が進む可能性を高水準で織り込んでいる。「日銀の慎重姿勢を考えれば、円高のペースは緩やかになる」と同氏はみる。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 「爆買い」インバウンド、25年は恩恵企業拡大に期待-万博やビザ緩和