「本当か?」トランプ関税の一部停止発表でNY証取フロア騒然
記事を要約すると以下のとおり。
9日午後(米東部時間)にトランプ米大統領が貿易相手国・地域に対する相互関税の上乗せ税率の大半を一時停止するというニュースが伝わると、ニューヨーク証券取引所(NYSE)のトレーディングフロアは怒濤の叫び声で騒然となった。 トランプ氏が9日未明に発効させた上乗せ税率を90日間停止するとの報道を受け、NY証取のトレーディングフロアで35年間働いた経験を持つフリーダム・キャピタル・マーケッツのチーフ・グローバルストラテジスト、ジェイ・ウッズ氏は「なんてこった!衝撃と畏怖そのものだった」と話した。 トランプ大統領による2日の相互関税発表の後、S&P500種が急落し、ウォール街は事実上、救済措置を懇願しているも同然の状態だった。トランプ氏は「フロアは騒然となった。」 ただ、ニュースが伝わった後も市場に不安は残った。株式市場には多大な損害が生まれたが、同氏の計画には依然として大きな不確実性がある。 30年にわたってニューヨーク証取のトレーディングフロアで働いてきたコーピナ氏は「ニュースの見出しやツイートで、状況がすぐに一変する可能性もある」と述べた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 「本当か?」トランプ関税の一部停止発表でNY証取フロア騒然