「今や世界が変わってしまった」-市場激変で戦々恐々のウォール街
記事を要約すると以下のとおり。
トランプ米大統領は近いうちに経済だけでなく金融市場の根幹すら壊しかねないとの懸念がウォール街で広がっている。リセッション(景気後退)懸念と金融市場の混乱を背景にトランプ氏が関税を延期するとのうわさがウォール街に駆け巡ったためだが、うわさが誤りだと判明するや否や、株価は下げに転じた。 一方、国債市場では不可解な値動きが続き、利回りは約20ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し4.19%を付けた。 こうした中、投資家らは短期金融市場に異変が起きていないか神経をとがらせており、大手銀行やディーラーがダメージを受けるリスクも意識されている。「今や世界が変わってしまったという考えを人々はまだ受け入れられていない」と警鐘を鳴らした。 トランプ氏から何らかの前向きなシグナルが出ることを期待していると言及。解決への道筋を見つけるのが難しい限り、うわさやコメントによって、ボラティリティーが高いだろうと述べた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 「今や世界が変わってしまった」-市場激変で戦々恐々のウォール街