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「トランプ・プット」への期待しぼむ-関税方針の二転三転に市場動揺

記事を要約すると以下のとおり。

いわゆる「 トランプ・プット」は希望的観測に過ぎないことを示す兆候が、これまでで最も明白に表れている。
いつものようにすぐに他の誰かに非難の矛先を向けた(今回は「グローバリスト」の仕業だと主張した。
 もう一つは、関税に関する強硬な発言もそれだけのものに過ぎないとしても、「大統領はやるのかやらないのかと投資家が常に疑心暗鬼になり、最悪の事態に備える以外に選択肢がなくなることだ。」
われわれはチャーリー・ブラウンとルーシーの領域にいるようなものだ。
11月のトランプ氏勝利以来、投資家は第2次トランプ政権が成長促進策によって経済を後押しするという楽観的な見通しに基づき、テクノロジー大手などの銘柄に資金を投じてきた。
 米株式相場は2月19日のピークから6%余り下落しており、激しい動きが続いている。
 S&P500種が取引時間中に少なくとも1%変動する日は7日連続で続いている。
「プットはない」  ベッセント米財務長官は7日、経済専門局CNBCとのインタビューで、バイデン前政権下での景気拡大は政府支出で人為的に支えられていたと主張。
 株式相場を下支えするためにトランプ大統領が政策を転換することはあるのかと問われると、株式アナリストらがいう「トランプ・プット」といったものは存在しないと言明。
関連記事:米財務長官、経済は「デトックス期間」に-「トランプ・コール指摘  トゥルイスト・ファイナンシャルの共同最高投資責任者兼チーフ・マーケット・ストラテジスト、キース・ラーナー氏は、株価が10-15%以上下落し続けるような場合、トランプ・プットは存在しないとは言い切れなくなると考えている。
1期目には高値更新に関心が集中していたが、「今回はより総合的な見方をしていると言える。」
その理由はトランプ氏がどれほど予測不能な人物であるかによる。
 いずれにせよ、関税に関する堂々巡りが、ほんの数カ月前にはほとんどの人が予想していなかったほど投資家をうろたえさせていることは明らかだ。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 「トランプ・プット」への期待しぼむ-関税方針の二転三転に市場動揺

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