「クレイジーな」中国株の乱高下、過去最大の取引熱狂引き起こす

国慶節（建国記念日）に伴う連休明けの8日、中国本土市場が再開すると、株式トレーダーたちは異例の忙しさのセッションに備えた。
　熱狂的な取引により、中国本土株の指標のＣＳＩ300指数は取引開始直後に11％急騰したが、1時間もしないうちに上げは半分以下に縮小した。
証券会社では注文が殺到したため、取引アプリが一時的にフリーズした。
中国、経済目標の達成に自信－大規模な追加景気刺激策は見送り　　一部の市場ウォッチャーは、8日に中国株が上げを急速に失ったことは、最近の反発がすでに終焉（しゅうえん）を迎えつつあることを示唆しているとの見方を示した。
トレーダーの間では「最近の中国株の急騰がすべてそうだったように、これもまた消え去るだろう」という懸念が高まっているという。
香港の取引高は6200億香港ドル（約11兆8000億円）に膨れ上がった。
今週はかなりの額の資金流入が見られるだろうと語った。