政治的圧力に身構える米大手行、気候変動対策グループから相次ぎ脱退
記事を要約すると以下のとおり。
ウォール街の大手行がここ1カ月の間、国際的な銀行グループ「ネットゼロ・バンキング・アライアンス(NZBA)」を相次ぎ脱退している。 事情に詳しい複数の関係者が匿名を条件に語った。ブルームバーグが確認した同書簡によれば、同氏は「政治環境」を理由に挙げている。トランプ次期米大統領Source:Bloomberg ペンシルベニア大学のジル・フィッシュ教授(ビジネス法)は、NZBA加盟は、「意味のある気候変動へのインパクトよりは「善行のシグナリング」の可能性が高いと指摘している。 非営利団体のエンバイロメンタル・アドボケーツ・ニューヨークはニューヨーク州当局に対し、ウォール街で事業展開する銀行に気候変動対策を義務付ける規制・法の導入を促している。 NZBAはその後要件を一部緩和し、メンバーは残留した。一方で最大の責務は顧客ニーズに応えることだとの見解も明らかにしている。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 政治的圧力に身構える米大手行、気候変動対策グループから相次ぎ脱退