大企業製造業の景況感横ばい、非製造業は改善-日銀正常化をサポート
記事を要約すると以下のとおり。
日本銀行が1日発表した9月の企業短期経済観測調査(短観)によると、大企業製造業の景況感は前回調査から横ばいとなり、非製造業は改善した。先行きはプラス14と改善が見込まれている。先行きはプラス28と悪化する見通し。 伊藤忠総研の武田淳チーフエコノミストは、今回の注目は物価の見通しだったとした上で、「下方修正されていれば利上げの時期が少し後ずれする可能性もあったと指摘。」日銀の次回利上げ継続方針を堅持しているが、植田和男総裁は政策維持を決めた9月会合後の会見で、政策判断に「時間的な余裕はある」と発言した。日銀の説明業況判断は、製造業のマイナス19はコロナ前のボトムだった18年12月調査と同水準。
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