中国格安サイト「Temu」のＰＤＤ、株価急落－収益性悪化の見通し嫌気

中国ネット通販企業 ＰＤＤホールディングスの米国預託証券（ＡＤＲ）が、21日の米株式市場で大幅安。
　同社が21日に発表した7－9月（第3四半期）の売上高と利益は、いずれも市場予想を下回った。
アナリスト予想平均は1028億元。
　ＰＤＤは格安商品を扱う越境電子商取引サイト「Temu（テム）」が好調なものの、中国国内では消費の鈍さに苦戦している。
「当社スタッフは過去の経験による制約を受け、一定の能力を欠いている」と述べた。
　米国のトランプ次期政権が掲げる関税引き上げも、Temuの越境取引に悪影響を及ぼす可能性がある。