【債券週間展望】長期金利上昇か、財政懸念と米金利高で超長期債安い

10月第5週（10月28日－11月1日）の債券市場では、長期金利の上昇（債券価格の下落）が予想されている。
与党過半数維持でも石破政権下で13兆円規模の補正予算の影響が懸念される上、過半数割れなら積極的な財政政策が見込まれ、来年度のプライマリーバランス（ＰＢ）黒字化は断念されるだろう米雇用統計はハリケーンやストライキによる特殊要因があり、悪化しても利下げ期待は高まりづらい。
日本国債の入札では都市銀行を中心とした根強い需要が見込める新発10年以下物価連動債3250億円3750億円1500億円600億円主な材料29日：10月の日銀国債買い入れ日程31日：9月の米雇用統計と米ＩＳＭ製造業景況指数。